屋根に残る雪について考えてみました 蓼科高原
静かな日曜日の蓼科高原。
雪が積もりましたので、周辺建物の屋根上の状況を観察してみました。
多くの建物の屋根には雪がしっかり残っています。かなり急勾配の屋根は雪が落ちていますが、それもすべてではなく半分位は残っているような状態の建物もありました。
屋根に積もった雪が残るか落ちるかは、建築の仕様(屋根の形状・勾配・素材・向きなど)やその地域の環境(雪質・積雪量・気温・湿度・日当たり・風向きなど)など、様々な条件によって異なってきます。
そして、その建物の設計意図として、できるだけ早く雪を落とそうとするのか、逆に一気に落ちない方が好ましいのか、その辺の判断も重要になってきます。
ちなみに工事中の蓼科アトリエは、積極的に雪が落ちることを目指しています。
屋根形状はシンプルで、東西方向に勾配のある屋根です。決して急勾配ではありませんが、雪は綺麗に滑り落ちていました。
滑りやすい素材の屋根材料を使っていますが、今回の条件下ではまずはOKでした。