30坪の家づくり 【30坪の家づくり編】 2-7
林隆のコラム
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住宅の規模を「○坪」というようによく表現しますが、1坪は1間(1.82m)×1間(1.82m)の約3.3㎡、畳2帖分の広さです。たとえば30坪は約100㎡になります。
家族構成や生活スタイルから適正な規模を考える
住宅や別荘の設計が始まる段階で住まい手の方からご希望をお聞きするのですが、建物の規模(坪数)は大きくなりがちです。
そこで、家族構成や生活スタイルによって、適正な規模を考えていくことになります。
設計の工夫によって豊かで上質な空間を創る
建物の規模と建築費用はほぼ比例してくるとお考えください。
性能や質感を落とすことなく、仮に一回りコンパクトになっても設計の工夫によって豊かで上質な空間を創ることをお薦めしています。ほどよいスケール感のある家がいいですね。
皆のゾーン(居間や食堂)はできるだけ広く、個のゾーン(個室)は最小限でもよいと思います。そして収納計画にはかなり工夫が必要になります。
30坪の家づくりを考えてみませんか?
家族構成や生活スタイルにもよりますが、30坪という広さについて考えてみませんか。とても合理的な暮らしができる規模で、魅力的な家づくりが充分に可能です。
ご紹介している設計実例は、すべて30坪以内の住宅ですので、ぜひご覧になってみてください。
林建築設計室・林 隆