黒い箱の家[別荘]
別荘
茅野市
2000年
薪ストーブ, 軒下空間, 受賞作品
第6回長野県建築文化賞/優秀賞
敷地は、標高1600mで27度の急斜面。谷側には大自然を望むことができる。
基本となるレベルの設定・落雪の処理・外壁のメンテナンスなどを考慮し、道路側(山側)はプライバシー確保のために「閉じ」、谷側の眺めの良い方向には「思いっきり開く」ことを基本にし、自然と同化する形態・色彩を意識した。道路側の表情は、”1枚の無表情な大きな壁”にして、屋根と同材のガルバリウム鋼鈑タテハゼ葺。色はあえて“黒”にして、そこには小さな窓と玄関戸のみが存在する。大自然の景色(新緑、真夏の日差しの中、紅葉、極寒の雪景色)の中に溶け込んで、%