林建築設計室アトリエ
オフィス
松本市
2002年
吹抜け, 受賞作品
松本市都市景観賞
私達の事務所の小さな仕事場。フレーム架構の”繰り返し”による連続性のあるシンプルな空間構を目指した。
この計画の大きなテーマの一つが、主要構造部の材料である。地元の山のカラマツ間伐材から製材された120角の無背割り心持ち正角を「合せ梁」として使っている。柱・梁、母屋などすべての構造材を、単一材(120×120)、ツインビーム(120×240)、トリプルビーム(120×360)の三種類のみで構成し、すべて製作限度長さ4m以内である。2階は無柱空間で、床材はJパネルのみ。接合部にはDボルトを用い、外張断熱、放射式冷暖房システム、床下ピットは資料室となっている。