スキップフロアーの家
住宅
塩尻市
2003年
スキップフロアー, 吹抜け
大規模な造成地の中の2面道路角地、道路が緩やかに傾斜しているため敷地周囲4面には段差があった。道路や隣地との接し方に工夫をし、建物を東西に二分し床をスキップさせた。その結果生まれた内部空間は5層(ロフトを含めて)になり、各階・各機能の独立性とつながり方をほどよくバランスさせることにより、楽しさやリズム感を演出することができた。
家全体が、象徴的な階段を中心に縦方向につながっている。4層目の子供スペースからは、階段と吹抜けを経て1層目の居間を見下ろすことができる。家族にとって生活スタイルの変化、子供さんの成長など”時間の経過”とともに主に使っていく建築空間をフレキシブルに想定している家でもある。