円(まどか)なる教会
宗教施設
松本市
2004年
RC造・混構造, コンクリート打放し
大きな円弧を描くコンクリート打放しの外壁が、力強く道路側に向いている。
この円弧壁は人を優しく迎え入れるための機能性と、天地に広がる無限の可能性を表現している。
道路側のいろいろな角度からの見え方、そして歴史のある門柱から玄関への長めのアプローチ部分は、白樺と笹の植栽効果もあり、多彩は表情を見せてくれる。
風景や周辺環境も、建物の印象も、人々の心も、そして社会全体が優しくおおらかであり続ける事を願って、建て直した教会の新たな歴史が始まった。