外と向き合う家
住宅
松本市
2004年
二世帯住宅, RC造・混構造, コンクリート打放し
壁で大きく囲まれた外部空間(2階テラス)を設けることにより、将来も変わらない良好な住環境を維持いていけることを目指した。
具体的には、室内から周辺の雑多な風景は見えないように、お隣や外からの視線は遮りたい、明るさや日照は確保したい、外から見える姿として生活観を出したくない。
①囲まれた外部空間を中心に、②居間空間、③透明ガラスで構成された水廻り空間(浴室・洗面・便所)、の3つの機能が三角型状に向き合っている。季節、天候、時間、家族の暮らし方や年齢、を越えて生活のいろいろな場面ごとに、楽しく気持ちよく”外と向き合うことができる”家、である。コンクリート打放しの壁・赤い壁・白い壁の3つの面は、敷地の形状に沿って構成されている。