凝縮した家
住宅
塩尻市
2006年
吹抜け
ご家族全員がいかに合理的に効率よく快適に暮らしていけるかを、施主さんと共に考えて、議論して、
いろいろな場面を想像して、空間と形態ができあがった。
必要なことは大切にして、なくてもいいものは思いきって削ぎ落とす、そんな暮らし方に対する想いを”凝縮した家”である。
1階の共用ゾーンには玄関を兼ねた土間空間があり、居間の延長としてつながっている。
2階の個室ゾーンは、階段や収納の位置関係を工夫して領域を区分している。
そして 1~2階をつなぐ吹抜けには大きな開口部を設け、障子の開閉によっていろいろなシーンを演出することができる。