通り抜ける家
住宅
松本市
2006年
薪ストーブ, 吹抜け
・総2階の建物の2階の約1/2が吹抜け、その吹抜け部分が居間・食堂。
・上下の空間をつなぐ螺旋階段。
・居間食堂は、二方向に向き合う形で開口部をもち、一方向はアルプスを望むことができ、
もう一方向からは陽射しを得る。
・オリジナルの薪ストーブも、正面と裏側をガラスにして、炎越しに視線が通る。
・開口部には障子を装備し、夜は建物全体があんどんのように優しく灯る。
・高さのある開口部は、時間帯によって様々な角度から陽が差し込む。そして空がよく見える。
そこはまさに、風や光や視線が”通りぬける”ようなイメージの空間になった。