光と風と休息の家
住宅
松本市
2011年
二世帯住宅, シアタールーム, 軒下空間
敷地の南方向には田園の風景、西方向にはアルプスの山並みが広がり市街地を見下ろすことができる。
2世帯住宅として、光や風という自然の恵みを感じながら、ご家族皆が静かにゆったりと過ごせることを願いプランが練られた。階段とエレベーターを中心に多くの部屋をもつ平面計画は、短く合理的な動線によって組み立てられ主要な部屋は南と西に向く。
環境面への配慮からエネルギー源として、太陽光発電と太陽光集熱による暖房・給湯システムを装備している。真夏には過集熱になるので様子を見ながら集熱パネルにはカバーをかけて対応。夏の暑い陽射しをさえぎるために窓にはヨシズをかける。雨水を地下タンクへ貯めておいて水中ポンプから庭の植物へ。また素材へのこだわりから、造り付け家具や木製建具はすべて無垢材によりオリジナル製作品。