竣工しました「末広がりの家」原村
原村(長野県諏訪郡)の住宅「末広がりの家」
竣工しました。
平屋で切妻屋根の住宅。平面形状は東西に細長く、長方形ではなく台形になっていることがこの家の特徴です。
平面図の外周線を斜めにしている意図はいろいろあります。求められる機能の面積配分、広い場から狭い場へと動線が流れるギャラリーの空間性、軒先ラインが傾斜する外観デザインなど。
ギャラリーは建物の中央を東西に貫き、北側一面は全面収納、南側は壁と開口部を組み合わせることで、時間帯によって光と陰が移動します。この建築の陰翳を優しく表現するためにも、北側外壁面の窓はあえて一点に絞っています。
前面道路は傾斜しています。その地形に呼応するように軒先ラインも斜めに。遠くから建物に近づきながら足を止めると、その場その場で様々な表情を見せてくれます。
建主のNさん、ご竣工おめでとうございます。
白い雪にも映える建築になりました。
工務店の現場監督さんをはじめ、工事に携わっていただきました大勢の皆様方に御礼を申し上げます。
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