設計が完了しました「霧ヶ峰を望む家」茅野市

茅野市で計画中の住宅「霧ヶ峰を望む家」
実施設計が完了しました。

土地探しの段階から敷地を見ながら相談をさせていただきました。
南に前面道路がありその先の視界も開け、北には遠く霧ヶ峰の山並みを一望できます。

はじめて敷地に立った時に、外観のフォルムについて（間取り度外視で）イメージしたことは、あえて言葉にすると「低く」「軒先の水平ライン」「シンプルな形態」。
道路から北方向に見える山並みがあまりにも雄大なため、建築の存在が主張し過ぎないほうが良いのかなと感じたのです。

敷地のゾーニングについては早い段階から施主さんと共有でき、建物の南に「冬の庭」、北には「夏の庭」をイメージしながら、プランの検討が始まりました。
東西に細長い長方形の平屋で、建物の中央には南北に貫く土間空間。そこを起点にそれぞれの居場所が緩やかにつながり、個室や水廻りもあえて完全には仕切っていません。

建物の性能、仕上げ材料の質感、空調システムなど総合的なバランスを重視した建築になりました。春の着工に向けて準備中です。

霧ヶ峰を望む家　茅野市

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