山桜のテーブルとキッチン天板:導管がポイントです【建主さんからの写真】
住宅の建主さんから、嬉しいメールが写真付きで届きましたのでご紹介します。
小さな家(群馬県嬬恋村)のテーブルとキッチン天板は、山桜(ヤマザクラ)の無垢材で製作しました。
建主さんからのコメントです。(そのまま引用してすみません)
「家具作家の有賀さんから”パンをこねても大丈夫”と聞いていたのでテーブルに打ち粉をしてクッキーを作ってみました。有賀さんの仰った通り粉が隙間に入ったりせず、全く問題無く使用できました。粉を拭き取ると元通りのテーブルに。」
山桜は「導管」という水を通す管が無い(または細い、小さい、狭い、密度が高い・・と表現されている)ことが大きな特徴です。スベスベ、緻密な感じの質感で、独特の緑色の木目も混ざっています。導管の関係で、パン粉やそば粉が直接天板に触れる作業をしても、木目に入らないのです。サッと拭けば天板が綺麗になります。他の樹種では、そのような使い方には不向きです。
キッチンの天板も山桜です。
テーブルよりもキッチンの方が、より綺麗に維持できているようです。
「当初はキッチンの木の天板には一抹の不安がありましたが、思い切って採用してよかったです。」とのこと。
実際に暮らしてみての「驚きと感激の報告メール」、本当にありがとうございます!
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