世界の木造 最前線 日経アーキテクチュア170223
日経アーキテクチュア 2017年2月23日号
世界の木造 最前線
ーー複雑な形状や高層をいち早く実現する技術に学べーー
大規模建築の主要材として木を使う動きが、世界で広がっています。
海外で先行する高層や複雑な意匠の木造建築について。
「Part1 日本の建築家が世界の木造をけん引」では、
スウォッチ新本社(スイス)設計者は坂茂氏
EPFLアートラボ(スイス)設計者は隈研吾氏
が紹介されています。共に国際設計コンペで選ばれた建築です。
設計・構造・材料開発・3D加工技術などの視点からも、
このような木造建築は「日本では実現できない」と坂氏は語っています。
そして「日本国内の法規に沿った部材も開発されていますが、世界では通用しない技術になっている。
こうしたルールが日本の木造技術をガラパゴス化させてしまった。」と。
近年、木を主要な構造材に適用した7階建て以上の高層ビルが、欧州や北米で次々と完成しています。
地震国の日本では、高い耐震性能や火災時の自己消化機能を求める現行の法令を緩和していくことは難しい状況下で、それでも高層化に向けた技術は着実に進展しているようです。
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